図録 / 「ヴィクトリアン・ヌード - 19世紀英国のモラルと芸術」展 The Victorian Nude; Morality and Art in 19th-century Britain
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- 発行年:2003年
- 頁数:282頁
- 図版点数:99点
- サイズ:216×297mm
西洋美術においてヌードは人間の精神の理想を表現する媒体で、芸術家たちは腕を競い神話になぞらえた理想的な裸体を描いてきた。しかし19世紀の産業社会を生きる一般大衆がヌードを精神的な造形として受けとめるまでにはさまざまな葛藤があったようだ。本展は、未曾有の経済的繁栄を謳歌したヴィクトリア女王時代(1837-1901)のイギリスに着目し、 裸体芸術が社会の批判を受けながら成熟し発展していった過程を辿った。
※画像は開催期間中のリーフレットです。実際の表紙とは異なります。